ハーレーサイドカーは生産中止なので購入するなら中古から
ハーレーにサイドカーのラインナップがあったのをご存知でしょうか。サイドカー自体街中で目にする機会が少なくなりましたが、バイクの横に一輪の車台を取り付けたものを指します。競技用のものは一体化が多いですが、一般的には取り外しができるものがほとんどです。
サイドカーを取り付けた場合三輪車ということになりますが、普通自動車運転免許では運転することは出来ず大型自動二輪の免許が必要です。実はこのサイドカーはハーレー愛好家からも非常に人気が高くなっています。
ハーレーのサイドカーが人気の要因としては、運転の難しさが挙げられるでしょう。三輪になることで運転しやすくなるのではないかと考える人もいるかもしれません。しかし、サイドカーを普通の二輪の時と同じ様に運転してしまうとサイドカーが浮いてしまい転倒してしまうことが多いのです。浮かないように人が乗らない時は砂などの重りを搭載したりすることもあるほどですが、それでも運転は難しくこれを問題なく乗りこなせるというのはハーレー愛好家にとって一つのステータスという時代もあったのです。
そんなハーレーのサイドカーですが、2010年に発表された2011年モデルを最後に生産中止となってしまいました。生産中止以降も純正以外のサイドカーは存在しているので、非純正のものであれば新品のものを購入することは可能です。しかし、ハーレーの純正品は取り付け位置がバイクの右側で、非純正品は基本的に取り付け位置がバイクの左側になっています。非純正品は日本の左側通行に適しているのですが、やはり純正品にこだわりたいという場合には中古で購入するしかありません。
ほとんどのハーレーにサイドカーを後付けすることが可能ですが一部不可なものもあるので、取り付けたい場合には事前によく確認しておきましょう。