エンジンのかけ方でキックとセルについて知っておいたほうが良いこととは

バイクに乗るときにぜひ知っておきたいのがキックスターターでエンジンをかける方法です。
セルスターターがなくキックスターターしかないバイクも多くありますのでキックスターターについてマスターしておきましょう。

キックスターターとは、人力でエンジンを始動する仕組みです。エンジンの始動にはエンジン外からの力が必要になりますが、これをセルスターターで行うのではなく、人力で行うのがキックスターターです。
キックスターターはバッテリーが上がってしまったときにとても助かる方法です。また、ハーレーの調子が悪い時にもキックスターターを使うことによってエンジンの調子がよくなる時があります。

キックスターターの方法は決して難しいものではありません。キックペダルを何回かふんで、気筒の圧縮上死点に近づいていくと、どんどんペダルが重くなっていきます。デコンプがついているハーレーならばこの段階でデコンプを作動させていきます。デコンプのついていないハーレーならキックペダルに荷重をもっていって、圧縮が抜けるのを待ちましょう。圧縮をぬききったら、キックペダルを軽くふむようにします。キックペダルを上まで戻したら再度キックペダルを下までふんでエンジンをかけていきます。以上がキックスターターを使ったエンジンのかけ方です。

セルスターターはバッテリーを動力としてエンジンを始動する方法です。自動で始動するのでキックスターターより便利なものですがいざという時にキックスターターで始動する方法を知っておくととても便利です。