オイルを交換で必要な工具の選び方や古いオイルを処分する方法について

ハーレーメーターとガソリンタンク

すべてのバイクは長く乗り続けるにこまめなメンテナンスが不可欠です。消耗品であるオイルの交換も重要な作業のひとつであり、これを怠るとハーレーの走行性能が大きく低下します。
場合によっては故障するおそれもあるので、オイル交換は絶対に忘れてはいけません。

ハーレーは一部のモデルを除き、エンジンオイルとミッションオイル、そしてプライマリーオイルの三種類が使われています。それぞれ用途は異なりますが、一定の日数を経過するか指定された走行距離に達したら交換する必要がある点は同じです。オイルを交換する際には専用の工具が必要になりますが、これはそれぞれの部品のふたをしっかりと着脱させるためです。

ふたの扱いに不備があるとオイル漏れや走行時の脱落、異物混入などの不具合が生じます。そのような事態を避けるため、簡単であっても専用の工具を使って丁寧に作業を行うことが大切です。ハーレーはインチサイズの部品で構成されているバイクなので、工具を使う際もハーレー用のインチサイズの製品を選びます。他のバイクで多用されているミリサイズの工具では部品の着脱をしっかりと行うことはできません。
インチサイズの工具はハーレーの販売店やカスタムショップで購入が可能です。

交換した古いオイルを処分する場合、自動車用のオイル吸着マットを使うのがもっとも確実な方法です。手軽に扱うことができるうえ、多くの地域では家庭の燃えるごみとして処分することができます。